ブログ

【構造見学会の開催報告】高気密高断熱のガレージのある家:遠別町

2023.10.10

こんにちは。

前回のブログでは、遠別町で施工中のスーパーウォール工法の家をご紹介させていただきました。
基礎から上棟前まで、順調に進んでいる様子をお届けできたかと思います。

 前回ブログ:スーパーウォール工法(高気密高断熱)ガレージのある家:遠別町

そしてこちらの現場では、9月23日と24日に構造見学会を開催させていただきました。
お越しいただきました皆様ありがとうございました。

本日のブログでは、構造見学会の開催報告と現場の進捗をお知らせいたします。

構造見学会の様子

▼立て看板と餅まき

9月23日と24日の二日間に渡って構造見学会を開催いたしました。
1日目の餅まきでは、ご近所の方にも楽しんでいただけたのではないでしょうか。
(向かって右側の写真はお施主様のご友人限定で2日目に追加で餅まきを行った様子です。)

スーパーウォールのパネルや工法を見るのが初めてのお客様ばかりで、グラスウールを使用した在来住宅との違いにびっくりされた様子です。
スーパーウォール工法の大きな特徴である「冬は暖かく夏は涼しい」に、「暖かいのは分かるけど涼しいってどう言うこと?」と頭をかしげているお客様もいらっしゃいました。

・パネルだけではなく、冬は太陽光を取り入れて夏はなるべく直射日光を避ける設計
・冷房を上手く使うことで、魔法瓶の様に熱の出入りを減らし、外気の涼しさをある程度保てる

ということをご説明させていただきました。

実際に、パネルやウレタンの構造などを見ていただくと、「これなら暖かいわ~。」とご納得の声があがりました。
今回は構造見学会でしたが、スーパーウォール工法に興味を持っていただけたようで「完成見学会の際にはまた来ます。」とおっしゃっていただきました。

おかげさまでお天気にも恵まれ、無事終えることができました。

施工の様子

▼パネルの到着

スーパーウォール工法の家で使用するパネルは、壁パネル・小屋パネル・屋根パネルで構成されており、それぞれを隙間なく並べていくことで高気密の魔法瓶のような空間を実現します。

▼小屋パネルの施工

屋根裏部分です。
こちらのシルバーとベージュの部材が小屋上断熱パネルです。
耐水性に優れた硬質ウレタンフォームを使用しており、長い間、高い断熱性能を保つことができます。
なお、取り付けの際に柱が干渉しないよう、あらかじめ四隅を切り欠いておき、柱を囲うように並べていきます。
パネルとパネルの間にある黒いテープは気密テープと呼ばれ、隙間をしっかり埋めています。


屋根裏の様子です。
ベージュのパネルがウレタンの小屋上断熱パネルで、通常のスーパーウォール工法ではこの100mmのパネルのみの施工ですが、当社ではG3を達成させるために50mmの断熱材を付加しています。

▼基礎断熱

ガレージ側から見た基礎断熱です。
基礎の外側に、100mmの断熱材を貼って地面からの冷気を遮断します。

▼壁パネルの施工

続いて壁パネルを取り付けていきます。
まぐさや窓台部分も隙間なく並べていき、建物の外観がかなり分かるようになってきました。
硬質ウレタンフォームが断熱材内部の結露を抑え、カビや腐食などを防止してくれます。

以上、遠別町の構造見学会と現場の施工状況をご覧いただきましてありがとうございます。
また、ご報告させていただきます。

家づくりを検討中もしくは考えているけど何から手をつけたら良いか分からないという方も、弊社までお問い合わせください。